黄色ブドウ球菌あるいは連鎖球菌が皮膚の浅い部分に感染し・・・
水疱あるいは膿疱をつくる化膿性の病気です(´・ω・`)
黄色ブドウ球菌が原因の時は水疱ができるので・・・
水疱性膿痂疹(ブドウ球菌性膿痂疹)と呼ばれ・・・
連鎖球菌が原因の時(黄色ブドウ球菌との混合感染のことも多い)は膿疱や厚い痂皮(かさぶた)ができるので・・・
非水疱性あるいは痂皮性膿痂疹(連鎖球菌性膿痂疹)と呼ばれていますφ(..)
膿痂疹は、細菌で起こる皮膚の病気のなかで最も多い病気ですΣ(゚д゚lll)
水疱性膿痂疹は0~6歳の乳幼児に多く・・・
主に夏季に発生します(((uдu*)
痂皮性膿痂疹は水疱性膿痂疹よりかなり少なく・・・
季節や年齢に関係なく発症しますが、アトピー性皮膚炎をもつ人にできやすい傾向があります(´・ω・`)
虫刺され、湿疹などの引っかき傷・・・
あるいは小さいけがなどのところに膜の薄い水疱ができます(((uдu*)
水疱内の液は次第にうみのように濁って・・・
簡単に破れてただれた皮膚(びらん)となり(´・ω・`)
すぐに痂皮ができて手でかいているうちに周辺だけでなく他の部分にも広がり・・・
飛び火してゆきます(((uдu*)
軽いかゆみがありますが、熱は出ませんφ(..)
顔や四肢など露出部にできることが多く・・・
口のなかなど粘膜にはできません(((uдu*)
手・足では角質層が厚いので・・・
膿痂疹の水疱膜がしっかりして張り切った大きな水疱・膿疱となります(´・ω・`)
黄色ブドウ球菌によく効く抗菌薬を3~4日間内服します(((uдu*)
分泌液がまわりの皮膚に付かないようにしますφ(..)
抗生剤の軟膏(かゆみがあれば軽めの副腎皮質ステロイド薬の軟膏でもよい)を塗り・・・
その上にリント布に厚く伸ばした亜鉛華軟膏を貼って包帯をします(((uдu*)
乾いてくれば抗生剤の軟膏(または副腎皮質ステロイド薬の軟膏)だけにして亜鉛化軟膏は中止しますが・・・
痂皮が取れるまで治療を続けますφ(..)
湿疹・あせも・虫刺され・ちょっとした傷などができた時は・・・
膿痂疹にならないように・・・
これらを早めに治療しましょう(((uдu*)
汗をかいたままにしないようシャワー浴を心がけ・・・
爪を短く切っておくよう注意します
膿痂疹ができてしまったら、数が少ないうちに専門医で治療を受けましょう
あかり病児保育室には・・・
保育室・隔離室が3室ありますので・・・
感染症のお子さまとは別室で保育看護します!(^^)!